第36回 情報シン…
情報シンポ 2013(第36回 情報・システム・利用・技術シンポジウム)
参加者:153名(会員 89名、会員外 7名、学生 57名)
今回のシンポジウムでは、75題の論文/報告発表講演と、オープニング/クロージングパネルディスカッション、3つのオーガイナイズドセッション、3つの小委員会企画研究集会が行われた。
論文/報告発表では、本シンポジウムの特徴である建築の各分野を横断する内容が発表された。また、オーガイナイズドセッションとして、「地域空間情報」「アルゴリズミック・デザインのひろがり」「建築・人間とモニタリング」の3つを企画した。例年の課題である、論文/報告の活性化に貢献できたと考えられる。
オープニング/クロージングパネルディスカッションでは、それぞれ「建築・都市を変えるビッグデータ」「デジタルファブリケーションと建築」という旬なテーマを取り上げ、異分野の最先端の技術動向について、建築分野での理解を深める機会を提供できた。ビッグデータとデジタルファブリケーションに関する第一人者による講演と建築に焦点を当てた討論は、本シンポジウムならではの企画であった。
小委員会企画研究集会としては、「建築情報教育のニーズとシーズ ーいま、情報技術に期待することー」「デザイン科学の展開」「ソフトコンピューティングとその近傍領域」の3つが行われ、各小委員会の活動成果となり、集客にも貢献した。
シンポジウム全体の参加者は153名と昨年よりも若干減ったが、論文/報告の発表数は多く、全体として盛会であった。