第38回 情報シン…
情報シンポ 2015(第38回 情報・システム・利用・技術シンポジウム)
参加者:193名(会員 98名、会員外 21名、学生 74名)
今回のシンポジウムでは、建築学の様々な分野での情報技術の利用が一般化した一方で、建築行為を含む社会全体のしくみや職能、さらにはデザイン行為や建築とは何なのかという根源的な問いに至るまで、幅広い変革と融合が起きていることを捉えて「情報技術から建築学を拡張する領域融合へ」というテーマを掲げ、論文/報告発表講演および3つのオーガナイズドセッション、1つの企画研究集会とともに、オープニング/クロージングに建築分野の「情報学」の確立を目指して「建築情報学セミナー20年後の世界と建築」と銘打って企画パネルディスカッションが行われた。
ここでは主に、シンギュラリティ問題という今後の人類の文明そのものを懸隔するテーマを取り上げ、建築分野以外から著名なパネリストを招待したところ、193名という昨年を大きく上回る参加を得て盛会であった。
また今年度からシンポジウムのテーマに賛同する情報関連企業からの協賛展示が加わった。