2020活動-2

建築・都市VR・MR小委員会で2020年度に実施した主な活動内容 その2。第43回建築情報シンポ2020でのオーガナイズドセッション、日ごろの委員会活動について。

情報シンポ 2020 オーガナイズドセッション(OS)

2020.12.10 945-1200 オンライン(Zoom)

建築・都市分野のVR・MR・メディア 2020 | Virtual and Mixed Reality for Architectural and Urban Discipline 2020

昨年に引き続き、OSを開催しました。今年はCOVID-19影響により、オンライン開催へ変更となったにも関わらず、4大学から計9件の発表がありました。約45名が参加されました。発表の質はいずれも高く、集中して視聴しないと質問することが難しいと感じました。それでも、Zoomのチャット機能と口頭にて活発な議論がなされました。

OSは小委員会のメンバーに限らず、応募可能です。来年開催機会があれば、是非、ご検討ください。

Chair: 倉田成人(筑波技術大)| KURATA Narito (Tsukuba Univ. of Technology)

H37 安全と景観への影響評価による屋外大型ディスプレイ設置の社会実験 -渋谷スクランブルスクエアを事例として- | A Social Experiment on Large Outdoor Display Installation Considering Safety and Landscape Impact: A Case Study at Shibuya Scramble Square, Tokyo
○福田知弘(大阪大)・福田太郎・久保田勝朗・山田知奈・秋元隆治・角揚一郎・星野一道 | Tomohiro Fukuda (Osaka Univ.), Taro Fukuda, Katsurou Kubota, China Yamada, Takaharu Akimoto, Yoichiro Sumi and Kazumichi Hoshino
H51 A Motion Vector Visualization Method on Virtual Reality: A pilot project in civic center complex, Sakaiminato
○福田知弘(大阪大)・灘英樹・藤井宏行・ペンクレアシュ・ヨアン | Tomohiro Fukuda (Osaka Univ.), Hideki Nada, Hiroyuki Fujii and Yoann Pencreach
H119 VR技術を活用した免震エキスパンションジョイントの挙動可視化-現実的課題を認識させるための支援装置としてのVR技術の可能性 | Visualization of Behavior of Expansion Joints in Seismic Isolated Buildings by Using VR Technology: The potential of VR technology as an assistive device to make people aware of real problems
○満田衛資(京都工繊大)・中西由衣 | Eisuke Mitsuda (Kyoto Institute of Technology), Yui Nakanishi
H38 VRを用いた4Dキャンパスマスタープランの提案 | Proposal of 4D Campus Master Plan Using VR
○村木悠乃(熊本大)・大西康伸 | Yuno Muraki (Kumamoto Univ.), Yasunobu Onishi
H14 A Sharing Method of 3D Physical Objects with Interactive Manipulations in Real-Time over the Internet by Web Real-Time Communication
○石川大地(大阪大)・福田知弘・矢吹信喜 | Daichi ISHIKAWA (Osaka Univ.), Tomohiro FUKUDA and Nobuyoshi YABUKI
H47 MRを通した縮小された空間情報の提示が鑑賞者の設計への認識に与える影響 | Influence of the Presentation of Small-Scale Spatial Information Using MR on the User’s Perception of Design
○赤川英之(東京大)・石田康平・門脇ゆうき・野城智也 | Hideyuki Akagawa (Univ. of Tokyo), Kohei Ishida, Yuki Kadowaki and Tomonari Yashiro
H13 A Landscape Simulation Method with One-by-one Dynamic Occlusion Using Instance Segmentation in Mixed Reality: Image generation method focusing on the grounding for occlusion
○中林瑞生(大阪大)・福田知弘・矢吹信喜 | Mizuki Nakabayashi (Osaka Univ.), Tomohiro Fukuda and Nobuyoshi Yabuki
H27 Augmented Reality landscape Simulation System with Occlusion Handling that Allows free Movement by a Small Drone:Improved hardware dependency
○菊池直樹(大阪大)・福田知弘・矢吹信喜 | Naoki Kikuchi (Osaka Univ.), Tomohiro Fukuda and Nobuyoshi Yabuki
H24 行動特性に着目したMRによる施設維持管理情報の閲覧に関する研究 | Study on the display method of facility operations and maintenance information using MR focusing on behavioral characteristics
○森山大輝(熊本大)・大西康伸 | Hiroki Moriyama (Kumamoto Univ.) and Yasunobu Onishi
OSで発表された論文が掲載されている論文集DVDは以下サイトよりご購入いただけます。
https://www.aij.or.jp/books/productId/637500/

第1回 小委員会

2020.6.15 1800-2000 Zoomオンライン

  • 2019年度の振り返り
  • 近況報告
  • 情報シンポ2020 OSについて
  • 小委員会企画集会について

新型コロナウィルス感染拡大防止とその対応のため小委員会開催を見合わせておりましたが、今年度のイベント開催を検討することもあり、6月15日に開催しました。メンバーの近況報告に重点を置きながら、情報シンポOSと企画集会(シンポジウム)の企画を進めました。


第2回 小委員会

2020.9.28 1400-1830 ハイブリッド(建築会館とZoomオンライン)

  • 10/30シンポジウム リハーサル@建築会館ホール(14:00~15:30)
  • 近況報告
  • 10/30シンポジウムについて
  • 情報シンポ2020 OSについて
  • 小委員会 改組について
建築会館ホールにて、10.30シンポジウムのリハーサルを実施しました。ハイブリッド型開催に向けてメンバーが建築会館とオンラインで集合し、接続状況やプレゼン資料を画面共有した時の見え方を確認しました。この時、Windowsのパワーポイント上に動画を直接貼り付けて、Zoomで画面共有した際には動画がカクツキやすいことを確認しました。改善案として、YouTubeに動画を一旦アップしてYouTubeをパワーポイントで貼り付けると改善されることを確認しました。
引き続き、対面型とオンラインのハイブリッド型にて小委員会を開催しました。近況報告では、参加者全員が各自10分で発表会を行いました。